レーザー治療・レーザー脱毛 豆知識講座-皮膚科 美容皮膚科- 医療法人社団 高典会 飯田橋クリニック・船橋北口クリニック

医療法人社団 高典会 レーザー治療 豆知識講座
TOP クリニック案内 豆知識講座

医療レーザー治療 

詳しい治療内容については、下記サイトをご覧ください
医療法人社団高典会
船橋北口クリニック
飯田橋クリニック
QRコード Mobile
携帯サイトは
コチラから

脱毛レーザーの上手な使い方は?

 

はじめに

脱毛の一般的目的は、社会的マナー、美容ですが、近年、女性の美容意識の向上により、その必要性が特に高まっています。
脱毛の種類には、一時脱毛、擬似脱毛、永久脱毛があります。女性にとっては、腋窩、下腿のムダ毛の処理は重要な身だしなみであり、毎日の手入れを考えると、皮膚に対する影響なども考え、重要な問題です。不適切な自己処理法により、皮膚炎、埋没毛、毛嚢炎、炎症後の色素沈着を起こし、皮膚科での治療を受ける女性も少なくありません。 そこで、永久的に効果が期待される電気脱毛へあこがれ、実際、多くの女性がいわゆるエステティックサロンにて施術を受けています。
さらに最近では、同サロンにてレーザー脱毛、光脱毛なども行われているようです。もちろん、電気脱毛、レーザー脱毛はともに医療行為であり、法律的にはその施術は医療機関でしか認められていません。しかしながら、実際はエステティックサロンでの医療器具を用いた脱毛行為はますます拡大する勢いを増しています。
以上の状況を考え、レーザー脱毛を皮膚科でも、ある程度積極的に携わっていく時期に来ていると思われます。レーザー脱毛は、近年始められた脱毛方法ではありますが、効果と安全性については、適応を正しく判断すれば、現時点においてかなり満足できるものであると考えられます。1996年米国FDA(食品医薬品局)でレーザー脱毛が認可されて以来、レーザー脱毛装置のさまざまな改良が続けられ多機種が誕生しています。
 

レーザー脱毛の理論

レーザー光線のSelective Photothermolysis(SP)の理論に基づき、レーザー光線の熱エネルギーにより毛の産生中枢の、
1)立毛筋付着部で外毛根鞘のバルジ領域にあるStem Cell、
2)毛包下部の毛球部
3)皮脂腺開口部
を破壊することで、脱毛が生じると考えられています。表皮に損傷を与えず、毛根のみレーザーの効果が得られるためには、パルス幅が重要となります。熱緩和時間(Thermal Relaxation Time(TRT):細胞、組織に吸収された熱エネルギー、すなわち温度が半分になるまでの時間よりも短い時間内にレーザーを照射する必要があります。
Grossrnanらは、毛包を直径200〜300μmの円筒と仮定し、TRTを40〜100msecと推測しました。さらに表皮のTRTが3〜10msecであることより、理想的照射時間を10〜50msecとしました。
しかし、その後、3msecのレーザー脱毛装置でも、20msec以上のパルス幅の装置と同様の脱毛効果が得られることが確認されています。レーザー脱毛に効果的な波長は、最も重要な吸収体であるメラニンヘの吸収効率から700〜1000nmの間となります。レーザーの発振装置としては、694nm(Ruby)、755nm(Alexandrite)、800nm(Diode)、1064nm(Nd:YAG)などが使用されています。
従来の永久脱毛の定義は、米国電気脱毛協会による、「最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であればよい」でした。1998年Dierickxらは永久脱毛の定義の新たな考え方として永久減毛(Permanent Hair Reduction)を提唱しました。この概念は、レーザー脱毛施術後に、身体の各部位における毛周期を超える期間で、終毛の数が明らかに減少している状態が持続することです。
医学的見地からの永久脱毛の考え方として、現在はこの概念が広く支持されており、米国FDAではレーザー脱毛装置の認可は、この概念に基づいて行われています。
 

主なレーザー脱毛装置

現在、我が国で使用されている主なレーザー脱毛装置は、Cynosure社製アレキサンドライトレーザーLPIR、Candela社製アレキサンドライトレーザーGentleLASE、Lumenis社製ダイオードレーザーLight Sheerです。各装置はすべて米国のFDAのPermanent Hairreductionの認可を受けています。LPIRは最も早くから使用されています。スポットサイズは12.5mm、15mmと大きく、パルス幅も20〜40msecの使用も可能で、治療実績の最も争いレーザー脱毛装置と言えます。Gentle LASEは冷却ガスによる独自の冷却装置を装備し、皮膚への安全性を高め、スポットサイズを18mmにして、治療時間の大幅な短縮を可能にしました。Light-Sheerは半導体を用い、装置のコンパクト化と独自のサファイヤウインドウ(Chi11 Tip)による独自の接触冷却システムを導入しています。そのほか、ダイオードレーザー(Curia、2rabyte)、ロングパルスNd:YAGレーザー(CoolGlide、LYRA、Gentle YAG)、フラッシュランブ(Medi-LUX、E11ipse Flex、 Aurora)の機種があります。レーザー脱毛装置を選択する際の基準は、安全性、確実性、操作性、効率性、メインテナンスコストなどです。
 

レーザー脱毛の実際

1)皮膚の診察とカウンセリング
脱毛部位の皮膚の色調、皮膚疾患の有無について診察します。特に重要な点は色調で、脱毛の自己処理後の色素沈着、日焼け後の色素沈着が目立つ場合は、症状が改善するまで治療を延期すべきです。
一時的な色素沈着の場合はハイドロキノンなどの美白剤の治療を行います。毛抜きの処理、毛を脱色している場合は、適切な状態になるまで治療を延期します。多毛症を生じる内分泌傷害の存在に注意します。また、毛の成長を促進する薬剤、ホルモン剤の服薬有無を確認します。カウンセリングでは、レーザー脱毛の原理、毛周期の仕組み、治療回数、治療期間、副作用、効果には個人差があることをしっかりと説明します。最も重要な点は、レーザー脱毛の目標は、完全に毛をなくすのではなく、医学的な永久脱毛(永久減毛)をめざすことを十分説明することです。
2)インフオームドコンセントをとる
レーザー脱毛は美容医療の分野であり、自由診療であるのでインフォームドコンセントは非常に重要です。カウンセリングでの内容について、書面で本人の承諾を得ます。
3)脱毛部位を写真で記録する
臨床写真は副作用の有無、脱毛効果、施術部位の範囲などの確認に非常に重要です。
4)照射部位を剃毛する
皮膚表面の毛にレーザーが反応し、熱傷を生じる可能性があるので、レーザー照射前に必ず剃毛を行います。2回目以降は、電気脱毛と違い、毛を伸ばしておく必要はないので、次のレーザー照射までの期間は、適宜剃毛による自己処理は可能です。
5)レーザー光線防御用のゴーグルを照射する。
医師、患者が着用します。
6)レーザーの出力を脱毛部位の色調、部位に適したジュール数に調節します。
7)レーザー装置のハンドピースを脱毛する皮脂面に垂直にあて、照射します。
8)レーザー照射後、照射部位をアイスパックなどで冷却します。
9)冷却後に、ステロイド軟膏を塗布します。
10)施術1週間ほどで、処置部の毛が抜けてきます。
11)レーザー照射回数は5回程度、照射間隔は約2ヶ月とする。回数については、満足度によるところが大きいので、基本的な目安として説明をします。
12)レーザー脱毛期間中の注意事項は、毛抜きを使用しないこと、日焼けをしないことです。
 

禁忌

1)光感受性の強い方、近赤外線領域の光に過敏な方。
2)妊娠している方。
3)脱毛部位に皮膚疾患を有する方。
4)脱毛部位の日焼け、高度の色素沈着を認める方。
5)レーザー脱毛の原理、注意事項について理解できない方。
 

副作用と処置

1)熱傷:抗炎症剤、抗生剤の外用療法を行います。
2)色素沈着:炎症後の色素沈着をして生じますが、通常は6ヶ月程度で、ほとんどの場合は自然消退します。ハイドロキノンの外用も効果的です。
3)色素脱失:やや時間を要しますが、経過観察で判断します。
4)多毛:顔、背などの脱毛後に同部に多毛が生じる報告があります。細い毛の脱毛後に生じる傾向があるので注意が必要です。
 
レーザー治療 豆知識講座医療法人社団 高典会東京都 千代田区 飯田橋クリニック千葉県 船橋市 船橋北口クリニッククリニック案内豆知識講座
Copyright (c) laser-chiryo.com.All rights reserved.
皮膚科 美容皮膚科 医療法人社団 高典会
飯田橋クリニック:東京都 千代田区 飯田橋 4-6-9 STビル2F TEL : 03-3222-6461 JR飯田橋駅 徒歩2分
船橋北口クリニック:千葉県 船橋市 本町7-6-1 イトーヨーカドー東館6F TEL : 047-460-7081 JR船橋駅 徒歩1分