1)皮膚の診察とカウンセリング
脱毛部位の皮膚の色調、皮膚疾患の有無について診察します。特に重要な点は色調で、脱毛の自己処理後の色素沈着、日焼け後の色素沈着が目立つ場合は、症状が改善するまで治療を延期すべきです。
一時的な色素沈着の場合はハイドロキノンなどの美白剤の治療を行います。毛抜きの処理、毛を脱色している場合は、適切な状態になるまで治療を延期します。多毛症を生じる内分泌傷害の存在に注意します。また、毛の成長を促進する薬剤、ホルモン剤の服薬有無を確認します。カウンセリングでは、レーザー脱毛の原理、毛周期の仕組み、治療回数、治療期間、副作用、効果には個人差があることをしっかりと説明します。最も重要な点は、レーザー脱毛の目標は、完全に毛をなくすのではなく、医学的な永久脱毛(永久減毛)をめざすことを十分説明することです。 |
2)インフオームドコンセントをとる
レーザー脱毛は美容医療の分野であり、自由診療であるのでインフォームドコンセントは非常に重要です。カウンセリングでの内容について、書面で本人の承諾を得ます。 |
3)脱毛部位を写真で記録する
臨床写真は副作用の有無、脱毛効果、施術部位の範囲などの確認に非常に重要です。 |
4)照射部位を剃毛する
皮膚表面の毛にレーザーが反応し、熱傷を生じる可能性があるので、レーザー照射前に必ず剃毛を行います。2回目以降は、電気脱毛と違い、毛を伸ばしておく必要はないので、次のレーザー照射までの期間は、適宜剃毛による自己処理は可能です。 |
5)レーザー光線防御用のゴーグルを照射する。
医師、患者が着用します。 |
| 6)レーザーの出力を脱毛部位の色調、部位に適したジュール数に調節します。 |
| 7)レーザー装置のハンドピースを脱毛する皮脂面に垂直にあて、照射します。 |
| 8)レーザー照射後、照射部位をアイスパックなどで冷却します。 |
| 9)冷却後に、ステロイド軟膏を塗布します。 |
| 10)施術1週間ほどで、処置部の毛が抜けてきます。 |
| 11)レーザー照射回数は5回程度、照射間隔は約2ヶ月とする。回数については、満足度によるところが大きいので、基本的な目安として説明をします。 |
| 12)レーザー脱毛期間中の注意事項は、毛抜きを使用しないこと、日焼けをしないことです。 |